マイノリティのイスラム教徒であるのロヒンギャたちは、仏教徒が多数を占めるミャンマーで大規模な迫害と差別に苦しんでいる。暴力的な宗派衝突や暴動は彼らの村や家を破壊し、ロヒンギャたちは国内難民として政府管轄のキャンプに住むほかない。だがキャンプはすでに難民で溢れており、医療設備も十分に整っていない。 より良い暮らしを求める者たちは、海を渡り命を危険に晒しながらもマレーシアを目指す。だがボートの上では、恐喝や暴力、飢えが待ち構えている。 VICE Newsは、ミャンマーの政府管轄キャンプで暮らすロヒンギャ難民と話し、海を渡ってミャンマーを去る難民たちの身に起きる危険に迫った。